今回は、クルトガスタンダードモデルのバネを自作して修理する方法を紹介します。分解してバネを無くしてしまった方はぜひ参考にしてみてください。
概要
修理の難しさ(初級〜中級〜上級)や平均修理時間、修理ガイドを作成した著者の情報がわかります。

修理の難しさ
平均修理手順
作成者

全ての商品が自分で修理できる未来の実現を目指しています。
必要な物
修理に必要な道具・工具リストです。詳細をクリックすると製品の最新価格やお届け可能日、レビューがわかります。
修理手順
ステップ毎に修理手順が写真と文章でわかります。写真をクリックすると写真が入れ替わります。
ステップ1.下準備①:バネのサイズを確認



まず最初に、クルトガスタンダードのバネのサイズを確認しましょう。
直径8mm、縦幅2.3mmです。
ステップ2.下準備②:内部構造のバネの仕組みを理解


続いて、クルトガスタンダードのバネは、エンジン部分と白ケースの間に使われています。
ステップ3.白ケースにステンレス針金を巻き付ける




白ケースはバネの直径サイズとほぼ同じですので、白ケースに用意したステンレス針金を巻きつけていきましょう。巻きつけた後は、ニッパーで切断しましょう。
アルミの針金を使うと戻る力が弱いので注意しましょう。今回は0.55mmのステンレス針金を用意しましたが、若干戻る力が弱いと感じたので、0.55mm以上の太さのステンレス針金を用意することをお勧めします。ステンレスバネ線が値段が高いものの一番反発力が強いです。私はステンレス針金で十分だと思いました。
ステップ4.切断箇所を先細ペンチで整える




先細ペンチを使って、切断箇所の針金を整えましょう。バネを片手で持ちながら作業すると簡単にできます。
ステップ5.部品同士を合わせて簡易的な動作確認


クルトガエンジンと、白ケースの間にバネを取り付けて、バネが伸びたり縮んだりするか確認しましょう。
戻りが緩いと感じた場合、バネの巻き数を多くするか、針金の直径サイズをアップさせれば戻りが強くなります。
ステップ6.動作確認





最後に部品を組み合わせ、クリック動作(押したら戻るか)の確認をしましょう。
注意点
自分で修理をするうえで注意するべき点が分かります。
針金の素材を間違えないこと
針金は、ステンレス、アルミなど素材が複数あります。ステンレス素材が固く、バネの反発力が強いのでお勧めです。アルミの素材は扱いやすいですがバネの反発力が弱いのでお勧めできません。
針金の先端が鋭利なのでケガに注意
針金の先端は鋭利です。ニッパーで切った後も断面が鋭いの注意しましょう。不注意で目を怪我してしまう可能性もあります。気を引き締めて作業しましょう。
よくある質問
自分で修理する時によくある質問と回答が分かります。クリックすると回答が表示されます。
バネは売ってないの?
針金のサイズは何でもいいの?
クルトガスタンダードのバネのサイズは?
口コミ・評価
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