Gショックのラバーバンド交換、洗浄方法

2025/03/02
2025/03/06
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Gショックはその耐久性とデザインで1983年の発売から多くのファンに愛されています。高い耐久性、防水性、衝撃性を持っていますが、長く使っているとラバーバンドが劣化して切れたり、汚れが目立ちます。そんな時、自分でラバーバンドを交換できれば、更に愛着がわき、時計をリフレッシュできます。


この記事では、Gショックのラバーバンド交換の手順を、必要な道具から具体的な方法まで詳しく解説します。

概要

修理の難しさ(初級〜中級〜上級)や平均修理時間、修理ガイドを作成した著者の情報がわかります。

Gショックのラバーバンド交換、洗浄方法のアイキャッチ画像

修理の難しさ

初級

平均修理手順

16分

作成者

棗工房
修理ガイド作成者の写真

時計修理技能士2級取得 今年時計修理技能士1級受験予定

必要な物

修理に必要な道具・工具リストです。詳細をクリックすると製品の最新価格やお届け可能日、レビューがわかります。

工具リスト

紹介料は運営費に使われます。

ばね棒外し
ばね棒外し個数: 1
詳細

部品リスト

紹介料は運営費に使われます。

G-SHOCK Gショック 純正 替えバンド
G-SHOCK Gショック 純正 替えバンド個数: 1
詳細

修理手順

ステップ毎に修理手順が写真と文章でわかります。写真をクリックすると写真が入れ替わります。

ステップ1.腕時計に合わせて工具を準備

腕時計に合わせて工具を準備
腕時計に合わせて工具を準備
腕時計に合わせて工具を準備

替えラバーバンド・Gショックのモデルに合った正規品または互換品を選びます。サイズ(幅)とデザインを確認してください。

ばね棒外し・先端が細いY字型またはV字型のものが使いやすいです。

ピンセット・あるとばね棒を掴んだりするのに便利です。

洗浄道具・マイクロファイバー、ブラシ、綿棒、木の棒など洗浄に便利な道具があれば便利です。

ドライバー・一部必要なモデルもありますがあると便利なので準備しておくと良いでしょう。

ステップ2.取り外し方法

取り外し方法
取り外し方法
取り外し方法

古いラバーバンドを取り外す手順は下記の通りです。


①外装が樹脂だったりしますのでキズが付かないように時計を柔らかい布か作業マットの上に置いて傷を防ぎます。

②バネ棒外しを使い、ラグ(バンドと時計本体をつなぐ部分)の隙間に差し込みます。

③バネ棒の端にある小さな突起を押し込むように力を加えると、バネが縮んで外れます。この時、ピンセットでバネ棒を摘まんで取り出すと作業が楽です。

④片側が外れたら、もう一方も同じ手順で外します。バネ棒は再利用する場合は保管しておき、劣化している場合は新品に交換しましょう。


一部のモデルではネジ式の場合もあるので、その場合は小さなドライバーでネジを緩めて外します。モデルごとの仕様を事前に確認しておくと安心です。

ステップ3.錆について

錆について
錆について
錆について
錆について

Gショックのラバーバンドを固定するバネ棒や金属パーツは、汗や水分で錆びることがあります。特に夏場やスポーツ時に使う場合、こまめにチェックが必要です。交換時にバネ棒に錆が見られたら、新しいものに交換することをおすすめします。


錆びたまま放置すると、バネ棒のスプリングがきかず、バンドが取れなくなります。強引に外そうとすると本体にダメージを与える可能性もあるためです。本体のネジも錆びる可能性があります。


写真3枚目は錆が進行してネジを取り外す時に一緒に出てきた錆です。

ステップ4.洗浄方法

洗浄方法
洗浄方法
洗浄方法

交換前に、古いラバーバンドや時計本体をきれいにしておきます。新品のバンドに替える場合も、洗浄のみで終わる場合も洗浄をお勧めします。前ステップで説明した錆です。小さな容器にぬるま湯と少量の中性洗剤を入れます。バンドを浸し、柔らかいブラシで優しくこすって汚れを落とします。汗や皮脂が溜まりやすい裏側も忘れずに。特にバネ棒が付く部分は錆びていたり汚れが頑固だったりするので、木の棒や綿棒を使用して入念に落とす事も重要です。


洗い終わったら水でよくすすぎ、マイクロファイバークロスで水分を拭き取ります。時計本体に水がかからないよう注意し、湿った布で軽く拭く程度に留めましょう。


完全に乾かしてから次のステップに進みます。

ステップ5.新しいラバーバンドの取り付け方法

新しいラバーバンドの取り付け方法
新しいラバーバンドの取り付け方法
新しいラバーバンドの取り付け方法

新しいラバーバンドを取り付ける際は、取り外しの逆の手順で行います。

①ついていた様に上下のバンドを合わせます。

②新しいバンドを時計のラグに合わせ、位置を調整します。

③バネ棒をバンドの穴に通し、一方の端をラグの穴に引っ掛けます。

④バネ棒外しでバネ棒を軽く押しながら、もう一方の端をラグの穴に挿入します。「カチッ」と音がすれば正しくはまっています。またはバネ棒の先端が穴に入っているか確認して問題なければ問題ありません。

⑤両側をしっかり固定したら、バンドを軽く引っ張って落ちないか確認してください。ネジ式の場合は、ドライバーで丁寧に締め直します。締めすぎに注意しつつ、緩まない程度に調整しましょう。

注意点

自分で修理をするうえで注意するべき点が分かります。

バネ棒を外す時は強引に引っ張らないこと

バネ棒の穴は樹脂の為、強引に引っ張ると穴が大きくなったり、破損する可能性があります。そうなると少し引っ張るとベルトが取れる可能性があります。

工具はAmazonで買った方が安い

腕時計の修理に必要な工具は、ホームセンターで揃える手もありますが、時間と手間を考えるとAmazonで買った方が時間もお金もお得です。

よくある質問

自分で修理する時によくある質問と回答が分かります。クリックすると回答が表示されます。

バネ棒が錆びていました。バネ棒はなんでもいいの?

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